Xilinx書き込みケーブルを自作
XilinxのFPGAの開発環境を個人で揃えようとすると、プログラマが結構高かったりします。 そこで自作することにしました。FTDIチップを使ったものだと、比較的安価に揃えることができます。
回路はこんな感じで、秋月のFTDI変換ボードに直結です。 本当は100ΩくらいのRを入れた方がいいはずですが、手元に無かったので(^^;ここではダイレクトに行きます。
ソフトの方は、xc3sprogを使いました。FTDIチップをJTAGとして扱えるものはいろいろあるのですが、 環境としてubuntuで動くものが欲しかったので。 コンパイルは、libftdiを入れていけばすんなり make installでいけるようです。
はまったのはここから。ISEでふつうにbitファイルを生成します。MCSファイルではどうも私の環境ではうまくいきませんでした。 FPGAには書きこみできますが、どうしてもフラッシュメモリにはかけないのです。しかも、正常に書き込めてベリファイもできているようにみえて、 起動すると動かないという紛らわしいパターン。 なぜか、以下のようにbitファイルを直接書き込むとうまくいけました。FPGA直接も、フラッシュメモリへの書き込みも両方OKです。
sudo xc3sprog -v -c ftdi -p 1 ./test.bit