Volumio 備忘録
Volumioは、ラズパイを簡単にオーディオプレーヤー化するソフトです。raspberianベースに作られています。 今回久しぶりに立ち上げてみましたら、いろいろ忘れていたので備忘録です。
Volumio - The Audiophile Music Player
インストール
VolumioのイメージをbalenaEtcherでSDカードに焼くのみで、特筆することはありません。まだUSBブートはサポートされていないようです。
初期設定
いったん起動したら、VolumioがWiFiホストになって立ち上がります。 SSID: Volumio-**** が現れるので、ここに接続。 スマホからだと、パスワードなしで入れるようです。 この設定画面で、本当に使いたいWiFiのSSIDとパスワードを設定して再起動です。 そのあとは、 http://volumio.local/ で設定画面に入れます。
SSHログイン
http://volumio.local/dev/ として、SSHのenable をクリックします。画面に変化ありませんが、再起動後SSHアクセスできます。
SSDドライブ
ぜいたくに480GBのSSDをぶら下げて、音楽のストレージにすることにしました。
SSDを自動マウントするために、/etc/fstabを編集します。 ここでポイントは、 /dev/sdaではなくUUIDでドライブを指定する必要があること。 また、素のSSDを普通につなぐとroot権限で接続されてしまいます。 https://mickey-happygolucky.hatenablog.com/entry/2015/06/17/005214 上記サイトにありますが、ext4ではuid=1000 といった指定はできなくなっています。 いったん手動でマウントしたのちに、chmodでパーミッションを変えてあげます。
$ sudo mount /dev/sdb1 /mnt/data $ sudo chown -R user:user /mnt/data
シャットダウンボタン
ここでトラブル。 すっかり忘れてましたが、ラズパイはシャットダウン後に緑のLEDがチカチカしてる状態で電源を抜いては<いけません>。 何回かファイルシステム壊してしまいました。。わかりにくいです。
そこで、物理シャットダウンボタンと、電源OFFして良いインジケータLEDを実装しました。 ラズパイの機能として存在するので、ボタンとLEDを実装して以下の設定を/boot/config.txtに書きます。
dtoverlay=gpio-shutdown,gpio_pin=5,debounce=2000 dtoverlay=gpio-poweroff,gpiopin=18,active_low=0
ちなみにラズパイのI2CをイネーブルにしているとGPIO3は使えません。debounceは、長押し時間の指定です。