ele-diary 趣味の電子工作ブログ

電子工作関係の記録です。

Xlinix書き込みケーブルのケースを3Dプリンタで作成

以前、FPGA書き込み用のケーブルを自作しました。techblog.hatenablog.jp これを、せっかくなのでケースに入れてみようかと。 完成品がこんな感じです。

f:id:pau2000:20150510142616j:plainf:id:pau2000:20150510142637j:plain 箱型の本体と、ふたをそれぞれ別々に作って、はめこんであります。

3Dデータの作成

3Dプリンタで一番手間がかかるのが、データの作成です。 無料のCADソフトもいろいろとありますが、ここではopenscadを使って作ってみました。 openscadは、物体を記述するスクリプト言語のようなもので、プログラムをしている感じに近いです。

たとえば今回作ったコードの一部はこんな感じです。これで、切り欠きつきの板ができます。

module wall_usbcn()
{
    translate([t/2,w/2,h/2])
    rotate([90,0,90])
    difference() {
        cube([w,h, t], center = true);
        translate([0,-1,0]) cube([10,8,2], center=true);
        }
}

そんなこんなで,次のような感じの物ができました。 f:id:pau2000:20150510171056p:plain

印刷

PRN3Dという3Dプリンタキットで印刷。これくらいのサイズのもので、だいたい1時間くらいでできました。 これはこれで、ノウハウがいろいろあるんですが(^^; また別の記事にでもしようかと思います。